キッチンの排水口から聞こえるボコボコ音。それは、私が数ヶ月間悩まされ続けた悪夢の始まりでした。最初は小さな音だったので、あまり気にしていなかったのですが、次第に音は大きくなり、夜中には眠れないほどに。この記事では、私がボコボコ音に悩まされた日々を振り返り、試行錯誤の末に辿り着いた解決策をご紹介します。ボコボコ音が始まったのは、去年の秋頃でした。最初は、排水口のゴミ受けに溜まったゴミが原因だと思い、こまめに掃除をするように心がけました。しかし、掃除をしてもボコボコ音は一向に収まりません。むしろ、日が経つにつれて音は大きくなり、排水の流れも悪くなってきました。インターネットで調べてみると、排水管の詰まりが原因である可能性が高いことが分かりました。そこで、市販の排水口クリーナーを試してみることにしました。排水口にクリーナーを流し込み、しばらく放置した後、大量の水を流すと、確かに一時的には排水の流れが良くなった気がしました。しかし、数日後には再びボコボコ音が聞こえ始め、排水の流れも元に戻ってしまいました。次に試したのは、重曹とクエン酸を使った掃除方法です。重曹とクエン酸を排水口に振りかけ、水を加えて発泡させると、排水管内の汚れが落ちるとのことでした。この方法を試してみると、排水口から大量の泡が出てきて、汚れが落ちているような気がしました。しかし、この方法も一時的な効果しかなく、数日後には再びボコボコ音が聞こえ始めました。途方に暮れていた私に、救いの手を差し伸べてくれたのは、近所に住む友人のAさんでした。Aさんは、以前水道工事の仕事をしていたことがあり、排水管の知識が豊富でした。Aさんに相談したところ、「それは、排水管の奥深くまで詰まりが進行している可能性があるね。一度、専門業者に見てもらった方が良いかもしれないよ」とアドバイスされました。Aさんのアドバイスを受け、私は専門業者に連絡することにしました。数日後、業者の人が我が家に来て、排水管の状態を詳しく調べてくれました。すると、排水管の奥深くまで油や食材のカスが詰まっており、それがボコボコ音の原因であることが判明しました。