ドラム式洗濯機のクリーニングは、専門業者に依頼するのがおすすめですが、自分でできる範囲のクリーニングも行うことで、清潔な状態を保ち、故障を予防することができます。ここでは、自分でできるドラム式洗濯機クリーニングとして、フィルター掃除と、槽洗浄について解説します。まず、フィルター掃除についてです。ドラム式洗濯機には、排水フィルターと、乾燥フィルターの2つのフィルターが搭載されています。排水フィルターは、糸くずや、ゴミなどをキャッチする役割を担っており、乾燥フィルターは、乾燥運転時に出るホコリをキャッチする役割を担っています。これらのフィルターは、使用する度に、ゴミが溜まっていくため、定期的に掃除する必要があります。排水フィルターは、取り外して、水洗いし、ゴミを取り除きましょう。乾燥フィルターは、掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は、水で洗い流しましょう。次に、槽洗浄についてです。ドラム式洗濯機の洗濯槽は、定期的に、洗濯槽クリーナーを使って洗浄しましょう。洗濯槽クリーナーには、液体タイプ、粉末タイプ、塩素系、酸素系など、様々な種類があります。洗濯槽クリーナーを選ぶ際には、洗濯機の取扱説明書を確認し、対応しているものを選ぶようにしましょう。洗濯槽クリーナーを使用する際には、洗濯槽に水を溜め、洗剤を投入し、洗濯槽洗浄コースで運転します。洗濯槽の洗浄が終わったら、すすぎを行い、完全に洗剤を洗い流すようにしましょう。これらのクリーニングは、比較的簡単に行うことができるため、定期的に行うことで、洗濯機を清潔に保ち、長く使用することができます。