お風呂の床下点検、自分でできる?プロが教えるチェックポイントと注意点

お風呂の床下水漏れを未然に防ぐためには、定期的な点検が不可欠です。しかし、お風呂の床下は普段目にすることがないため、どのように点検すれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、お風呂の床下点検を自分で行う際のチェックポイントと注意点を、プロの視点から詳しく解説します。 まず、点検の前に準備が必要です。懐中電灯、ゴム手袋、マスク、そして汚れても良い服装を用意しましょう。お風呂の床下は、湿気が高く、カビが発生しやすい環境ですので、これらの準備は必須です。 点検口の位置を確認しましょう。ユニットバスの場合、洗い場の排水口の近くに点検口があることが多いです。在来工法のお風呂の場合、洗い場の床下や、脱衣所の床下に点検口があることがあります。 点検口を開ける際は、慎重に行いましょう。点検口の蓋は、ネジで固定されている場合や、はめ込み式になっている場合があります。無理に開けようとすると、蓋が破損する恐れがあります。 水漏れの跡は、床が濡れていたり、シミができていたりすることで確認できます。カビは、黒や緑色の斑点として確認できます。木材の腐食は、触ると柔らかくなっていたり、ボロボロと崩れていたりすることで確認できます。配管の異常は、ひび割れやサビ、水滴の付着などで確認できます。 特に注意すべきは、配管の接続部分です。配管の接続部分は、水漏れが発生しやすい箇所ですので、重点的にチェックしましょう。 点検の際は、安全に注意しましょう。お風呂の床下は、狭く、暗く、湿気が高い環境ですので、転倒したり、カビを吸い込んでしまったりする可能性があります。無理な体勢での作業は避け、換気を良くして行いましょう。 もし、水漏れの跡やカビ、木材の腐食などを発見した場合は、早めに専門業者に連絡して、点検と修理を依頼しましょう。放置すると、被害が拡大し、修理費用が高くなる可能性があります。

投稿者 XPfK3VqKskq8